くわんのブログ

主に、本とブラジリアン柔術について

青帯までの道のり

青帯までの道のりを自分の為に棚卸しした別ブログ記事の転載です。

紫帯までも書こうと思ったので、こちらに転載しました。元記事自体は、2015年9月に書きました。

読み返すと傲慢な感じで、嫌なヤツですね…。

 

以降、元記事より転載。

やったことは以下の3つです。

  1. 好きなスタイルや体格の似ている選手を真似る
  2. 負けないためにどうするかを考えて、技術を整理する
  3. 練習の中でPDCAを回す

この3つって割と何かを習得する上で普遍的な気がします、優先度は人それぞれかもしれませんが。
英語のスピーキングとかも、好きなフレーズとか使えそうなフレーズを探して、使えそうなシチュエーションに整理して、英会話のクラスの中で試したものを録音とか聞き返したりしてPDCAを回した経験から柔術へ応用しました。

以下、振り返り。
柔術始めたのは2012年9月で、青帯取得は2015年8月。
そんなに早くはないと思います。ちょっと遅いくらいかも。
ただ、2014年5月までは月5回会員で、月1回しか行けない月があったりと練習自体はそこまで行けてないと思います。それまでは筋トレ週2,3回で柔術週1回を子供が生まれたタイミングで、柔術週3回目標に切り替えました。
柔術に対して意識が変わったのが、最初の試合(2013年12月)で負けてから上の3つのポイントを段階的に意識していきました。
試合に勝つ為にというより、負けない為にどうするか、技術的に何を自分のポートフォリオに入れるかを精査して練習して、スパーで試して、改善してといわゆるPDCAを回していきました。
年明けの試合で一勝したり、それなりに納得する試合が組み立てられると不思議な事にスパーでもやられづらくなり、練習も楽しくなってきました。

どうやって自分のポートフォリオに入れる技術を決めたかというと、自分のイメージする柔術や好きな柔術のスタイルから逆算してきました。
自分より少し後に入ってあっという間に青帯になった大学生のガードから攻めるスタイルが柔術っぽいと思い、フィジカルも無いことから上からのスタイルではなく、『ガードから攻める』というスタイルを構築するために技をセレクトしていきました。
また、階級の中(ペナ/フェザー)では、上背があるので体格が似ているキーナン・コーネリアスという選手を参考に練習しました。
上手い人を真似ると、技術体系を考えながら観察や研究ができるので細切れのテクニックを身につけるより効率的にポートフォリオを整理できるという発見もありました。
本当に真似るのは大事。
ただ試合ではあんまり勝てません。なんでかというと、そこまで勝敗を意識してない。
言い訳に聞こえるかもしれないけど、野村さんの「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」で、ポイントで先制したとしても次のPDCAのために、練習してきた事を極力全部試した結果、逆転されちゃうなんて事もありまして、不戦勝した大会以外結局白帯で優勝はしてない。
ただ今になって思えば、青帯が欲しくてちょっと焦ってたのかも、とも思います。
今度は紫帯ですが、帯の色よりも自分の中で明らかに足りていない上からの攻めのスタイルを構築していきます。